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コラム
2021.11.19 Windows11

みんな始めてる? Windows11バージョンアップ

 Microsoftの新しいOS、Windows11の提供が開始されました。
「Windows10は、最後のWindowsと呼ばれていたよね?」と心の中でツッコミを入れつつ、Windows11について、今後シリーズでご紹介していきたいと思います。

各社のWindows 11導入実態については、こちらをご確認ください。
➡【資料ダウンロード】PC担当者400人に聞いた『Windows 11導入実態調査レポート』

目次

Windows10のサポート期限
Windows11ってどんなOS
バージョンアップ前の確認ポイント(TPM、CPU、グラフィックス)

Windows10のサポート期限

「いつWindows11にバージョンアップすればいいのだろう」と、迷われる方もいらっしゃると思うので、Windows各バージョンのサポート期限をまとめてみました。(2021年11月時点の情報ですので、Microsoft社の方針によっては、変更が生じる場合がございます。)

Windows OS サポート期限一覧表
 Windows OS サポート期限一覧

Windows11ってどんなOS

Windows11は、Windows10と比べシステム面での大幅な変更はありません。
新機能については、Microsoft社のサイトで詳しく案内されていますが、ここでいくつか特徴的なものをご紹介します。

IEがなくなりEdgeのみになる

Windows11では、Internet Explorer(IE)がなくなり、Microsoft Edgeが既定のブラウザーになります。
IEにしか対応していない業務アプリケーションがある企業では、注意が必要です。

Edgeの設定にInternet Explorerモード(IEモード)があり、それを使えば、IEのみ対応のコンテンツも開ける設定にはなっていますが、実際の動作については、事前検証が必要となります。

Eegeの設定画面ショット

なお、IEモードの設定方法や注意点については、こちらのコラムをご覧ください。

Windows11では、Internet Explorerが使えないってホント?

Teamsを標準装備

Microsoft TeamsがあらかじめOSに含まれており、タスクバーから利用できます。
ただし標準搭載されているのはコンシューマー向けになりますので、ビジネス用途では、別途Teamsアプリをダウンロードする必要があります。

詳しくは、Microsoft社のサイトをご参照ください。

Microsof>Windows 11 の新機能

バージョンアップ前の確認ポイント

Windows11の仕様、要件等については、こちらのMicrosoft社サイトに公表されています。

Microsoft>Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する

ここでいくつか、注意が必要な要件をご紹介します。

TPM:Trusted Platform Module

TPM(セキュリティチップ)には1.2と2.0が存在しますが、Windows11では、TPM2.0が必要とされています。
2016年夏以降に出荷のWindows10プリインストールPCであれば、TPM2.0が原則搭載されていますが、出荷時に無効(TPM1.2互換)の設定になっている場合もあるので、確認が必要です。
なお、TPMのバージョンは以下の画面から確認でき、「仕様バージョンが2.0」になっていれば、TPM2.0に準拠しています。(TPM2.0を無効から有効に変更するには、BIOS設定の変更が必要です。)

Windows OS サポート期限一覧表
Windowsセキュリティ>デバイスセキュリティ>セキュリティプロセッサ>セキュリティプロセッサの詳細

Skylakeでは要件を満たせない

Intelの第6世代CPU「Skylake」ではWindows 11の要件を満たせません。
Intel Coreシリーズの場合、第6世代CPUのSkylake、第7世代CPUのKaby Lakeは、サポート対象外となっており、第8世代目以降であればサポート対象となります。

Windows11でサポートされているIntelプロセッサについては、以下のMicrosoftページで確認できます。

Microsoft>Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ

グラフィックスカード

Windows11では、「DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応」とされています。

こちらは、以下の「DirectX 診断ツール」から確認することができ、「システム」タブで「DirectX バージョン」が「DirectX 12以上」になっていれば対応しています。

「Windowsキー」+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、名前に「dxdiag」を入力して「OK」をクリックすると、「DirectX 診断ツール」が」開きます。

その他、詳しくはMicrosoft社のサイトをご参照ください。

Microsoft>Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する

DirectX 診断ツール

さいごに

DRSでは、Windows11の検証作業を進めております。Windows11の導入を検討されているお客様、バージョンアップに際し不安な点があるお客様は、ぜひ、DRSへご相談ください。

OSのバージョンアップは、情報システム部門の方に、事前検証等の業務負荷が大きくかかります。アウトソーシングできる部分はDRSにお任せいただき、情報システム部門でしか対応できない業務へ集中できるよう、少しでもお手伝いできればと思っています。

Windows 11導入実態調査レポート(2023年版)

全国のPC担当者(従業員数500名以上の企業)400人に実施したアンケート調査レポートです。他社の導入状況や抱えているPC運用の課題と、DRSならではの解決策をご紹介します。

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