「導入」サービスのフロー
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- STEP1(1) マスター展開
お客様仕様に設定されたPCをマスターとしてお預かりし、同じ設定のPCを複製します。 - STEP1(2) キッティング
さらに細かい設定には、個別設定作業(キッティング)で対応します。他にも、DRS倉庫から遠隔でのVPN回線を通じたキッティングや、お客様の拠点でのオンサイト作業など、多彩なメニューでお客様のご要望にお応えします。
- STEP1(1) マスター展開
- STEP2 配送
ご指定の場所へ、ご指定の日時にお届けします。 - STEP3 設置・現地設定
ご利用者様がすぐに使用できる状態までサポートし、システム管理者様の手間を軽減します。
データ移行 既にお持ちの PC からのデータ移行も、ご要望に沿って作業員が実施します。
「導入」サービスの内容
- マスターPC作成(キッティング)
マスターPC作成のアウトソースを考えているお客様はもちろん、
はじめてマスターPCを作るというお客様の支援まで、目的に合わせてサービス提供します。 -
PCを大量導入する際には、1台ずつ地道に設定するのではありません。
マスターPCという「設定のベース」となるPCを作成し、別のPCにコピーしていきます。
通常、お客様が作成したマスターPCから、マスターイメージ作成を行いますが、
設定手順書※をご提出いただければ、DRSにてマスターPCの作成から行います。
はじめて作成されるお客様や、設定手順書のないお客様向けの支援サービスもあります。- Windows7の設定手順書があれば、DRS内でWindows10の設定に変換したうえでマスターPCを作成することも可能です。
- マスターイメージ作成(キッティング)
別のPCにコピー(クローニング)するための、マスターイメージを作成します。
Windows10特有の設定も、DRSなら対応可能です。 -
お客様の作業を極力減らすため※1、DRSでは以下の手順を追加してイメージ作成しています。
- Sysprep※1実施前と実施後の設定項目を比較し、初期化発生項目を確認。
- Windows ADK※2や自社開発ツールを使用し、初期化発生項目を低減。
- 作成イメージを確認する検証機には、利用環境に合わせた設定※3を実施。
さらに、
DRSなら、Windows10特有の設定にも対応できます!- WindowsOSでは固有識別番号(SID)が割り振られており、そのまま複製した場合、正常に動作しない恐れがあります。
Sysprepはこれを防ぐMicrosoft社公式ツールで、イメージ作成時にSIDの重複を防ぐことができます。
ただし、Sysprepを実施するとマスターPCの設定項目が一部初期化されるため、マスター展開後にお客様がこの項目を再度設定し直す手間が発生します。そこでDRSでは、これらの初期化項目を極力減らす形でマスターイメージを作成しています。 - Microsoft社が提供するWindows自動インストールキット(Windows Assessment and Deployment Kit)の略称です。
- 検証機を確認する際、お客様は、マスター展開後に想定されている個別設定を実施してから確認することになります。 そこでDRSでは、この個別設定まで実施し、お客様の作業を軽減します。
Windows10特有の設定とは?
Windows7では設定する必要がなかった項目が、新たに登場しました。
例えば、標準搭載されているストアアプリの削除やスタートメニューのタイル設定をクローンPCに反映するには、OSの特殊設定が必要になります。
DRSではこうした設定をマスターイメージ作成のオプションサービスとして提供しています。 - マスター展開(キッティング)
お客様が設定するPCは1台だけ。
あとは100台でも1000台でも、同じ設定のPCを複製します。 -
マスターイメージを別のPCにコピーすることで、マスターPCと同じ設定のクローンPC ※ を複製します。
大量のPCを導入する際や、故障時の予備機運用に際し、キッティング作業時間の大幅な短縮と、システム管理者様の手間の軽減が図れます。
- クローンPCは、マスターPCと同機種・同型番であることが前提となります。
- お客様がレンタル物件を使用してマスターPCを作成する場合、お預かりしたマスターPCはクローンPCと合わせて納品となります。
- DRSがマスターPC作成から行うサービスもございます。
- 個別設定作業(キッティング)
マスター展開だけでは対応できない細かい設定には、個別設定作業で対応します。 -
DRSの多彩なキッティングメニュー。
設定例
こういうことを実現したい、こういう手間を省きたい、お客様のご要望をお聞かせください。- Windowsクリーンインストール、HDDリカバリ
- Windows32bitから64bitへの変更 etc.
- メモリ増設、内蔵拡張機器増設
- グラフィックボード差し替え etc.
- 識別シール貼付
- お客様ご指定の管理番号や電話番号などのシールを作成して機器に貼付します。
- 同梱物カスタマイズ
- 不要な付属品を抜き取り、お客様のご指定物を同梱して発送します。
- PC設定作業
- BIOS設定、HDDパスワード設定、アカウント名・パスワード設定 etc.
- ソフトウェア
- Windowsアクティベーション、ソフトウェアインストール 、Microsoftアップデート etc.
- 上記はほんの一例です。キッティングサービスメニュー(PDF: 781KB)をご参照ください。
- Windowsクリーンインストール、HDDリカバリ
- VPNキッティング(キッティング)
お客様ドメイン環境での設定作業を、DRS倉庫からVPN回線で行います。 -
通常はお客様の拠点へ伺って行うドメイン参加、IPアドレス、グループウェア、メールなどの設定作業を、DRS倉庫からVPN回線※1 を通じて行います。
定期的にPCを導入されるお客様には、都度、作業員が現地設定に伺うよりも、価格メリットがあるサービスです。- VPN回線及びルーターのご用意と、回線利用料は、お客様のご負担となります。
- キッティングに関する各種サービスは、キッティングサービスメニュー(PDF: 781KB)をご参照ください。
- オンサイト作業(キッティング)
お客様の拠点へ伺い、ご希望の作業を実施します。 -
PCの開梱・設置から、ドメイン参加等の各種設定作業、データ移行、梱包材の引き取りまで。
お客様のご要望に沿って、作業員が現地へ伺い多様な作業を実施します。- キッティングに関する各種サービスは、キッティングサービスメニュー(PDF: 781KB)をご参照ください。
- 配送・設置
ご指定の場所へ、ご指定日にお届けします。
不要な梱包材のお引き取りや、現地での設置・設定まで、お客様のニーズにお応えします。 -
お届け時には、複数の納品先、納品日をご指定いただけます。
開梱・設置して不要な梱包材を引き取るサービスや、多彩な現地設定作業メニューをご用意しておりますので、ご利用者様がすぐに使用できる状態までサポートし、システム管理者様の手間を軽減します。
- 納期管理無償
各メーカー、ベンダーとの納期調整は、DRSにお任せください。 -
付属品を含めたIT機器の調達は、複数のメーカー、ベンダーに渡る場合が多く、その分、納期管理にも手間がかかります。
DRSに調達をお任せいただければ、各メーカー、ベンダーと連携し、お客様へ納期をお知らせします。
- お客様ご指定販売会社から調達の場合を除きます。
- メーカー保守登録
メーカー保守を受けるには、WEBサイトでの保守登録手続が必要です。
シリアルナンバーの確認から、登録作業まで、DRSが代行します。 -
メーカー保守を受けるには、使用開始時に、対象PCのシリアルナンバーを専用WEBサイトに1台ずつ登録する必要があります。この登録を忘れると、障害時に保守を受けることができません。
調達時にDRS倉庫でPCのシリアルナンバーを確認し、登録作業を代行することで、「使用者一人一人に任せると登録漏れの心配がある」、「システム管理者が全台数を確認するのは難しい」、といったお客様の声にお応えします。
- 一部、登録手続が不要なメーカーもございます。
こんなお悩みありませんか?
PCをベンダーから一括購入すると、届いたPCの保管場所やキッティングスペースの確保、大量のPC設定作業に悩まされる。各拠点への発送にも手間がかかる。
DRS倉庫に一括納品されたPCは、お客様ご希望の設定作業を終えた状態で、お客様ご指定の各拠点へ、ご指定日にお届けしますので、計画的な導入が可能です。
レンタル終了時の返却用に、何年間も梱包材を保管しておく場所がない。
レンタル終了時には、回収用の梱包材を持って伺いますので、かさばる梱包材を保管しておく必要はありません。
PCのキッティングはメーカーに頼んでいるが、設置後の設定作業が大変だ。
現地設定をベンダーに依頼しているが、かなり高額になる。
DRSのVPNキッティングサービスでは、DRS倉庫からVPN回線を通じて、ドメイン参加、グループウェア、メールなどの設定を行います。
全社2千台のPCの一斉入替。どんな手順で実施すればいいか分からない。
新PCの導入は、一括調達したPCをDRS倉庫でお預かりし、必要なキッティングを施した状態で、お客様のスケジュールに沿って各拠点へお届けします。
また同時に旧PCを回収し、データ消去を実施した上で、不要PCはDRSが下取り、お客様が他社からリースされているPCは、まとめてDRSが返却を代行します。