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コラム
2021.11.19 Windows11

Windows11では、Internet Explorerが使えないってホント?

Windows11の概要をお伝えした前回のコラムでは、「Internet Explorer(IE)がなくなり、Microsoft Edgeが既定のブラウザーになります。」とお伝えしました。

「社内にIEでしか動かない業務アプリケーションがあるけれどどうしよう?」という声も聞かれるので、本日は、対応策についてご紹介したいと思います。

各社のWindows 11導入実態については、こちらをご確認ください。
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目次

Internet Explorerモードとは
IEモードの設定方法
IEモードの注意点(30日の有効期限)

Internet Explorerモードとは

Windows11では、Internet Explorerがなくなり、Microsoft Edgeが既定のブラウザーになります。
ただし、Edgeの設定にInternet Explorerモード(IEモード)があり、それを使えば、IEのみ対応のコンテンツも開くことができます。ただし、IEモードは完全互換するものではありませんので、実際の動作については、事前検証が必要となります。

IEモードの設定方法

IEモードの設定方法について、ご紹介します。

1)Edgeの「設定」から「既定のブラウザー」を開きます。

2)「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」を「許可」にします。
Eegeの設定画面ショット
※Edgeのバージョンによって設定や表示が異なる場合があります(画像はVer.95.0.1020.44のものです)。

3)「Internet Explorer モード ページ」をクリックすると画像の状態になりますので、IEで開きたいURLを入力します。
Internet Explorer モード ページ

4)「Internet Explorer モード ページ」にURLが追加されたことを確認します。
Internet Explorer モード ページ 設定完了画面ショット

5)対象のページにアクセスすると画面上部に「Internet Explorer モード・・・」と表示されます。この状態でIEモードの利用が開始されています。
Google画面ショット

IEモードの注意点(30日の有効期限)

IEモードの設定には、30日間の有効期限があります。

先ほどの設定画面の「Internet Explorer モード ページ」欄を見ますと、「ページ追加日から30日間」という表記があり、「追加日」2021/11/10に対して30日後の2021/12/10が、「有効期限」として自動表示されています。

Edgeの設定画面ショット

このままIEモードで使い続けるには、30日後にまた同じ設定をする必要があります...
このことからも、IEモードはあくまで暫定措置であり、いずれMicrosoft Edge完全移行されるものと思われます。

なお、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションについては、2022 年 6 月 15 日をもってサポートを終了することが発表されています。IEモードについては、今のところWindows クライアント/Server/IoT の各リリースのライフサイクルに準じ最長2029年までサポートされるといわれていますが、状況は刻刻変わりますので、早めの移行対応をお勧めします。(2021年11月時点の情報ですので、Microsoft社の方針によっては、変更が生じる場合がございます。)

IE11のサポート終了に関する情報は、Microsoft社のサイトをご参照ください。

Microsoft>Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 - 発表に関連する FAQ

Windows 11導入実態調査レポート(2023年版)

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