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2023.03.10 基礎知識

パソコンのリースとレンタルの違いとは? それぞれの特徴について解説

企業がパソコン(PC)を購入する場合は初期費用がかかるため、大きな予算を準備する必要があります。そのような初期費用を抑えるために、PCのリース、またはレンタルを利用する方法があります。

PCのリースは、法定耐用年数に基づいたリース期間が定められており、リース会社がPCを購入後にクライアントへ貸し出す契約形態です。

一方のレンタルは、一般的に、レンタル会社が所有している在庫からクライアントへPCを貸し出す契約形態のことを指します。

本記事では、PCのリースとレンタルの違いについて、詳しく比較しながら紹介します。

法人PCのリースとレンタルについては、こちらもご確認ください。
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目次

PCのリースとレンタルとは?
リース、レンタル、購入のメリット・デメリット
PCのレンタル、リースはDRSがおすすめ

PCのリースとレンタルとは?

「PCリース」とは、クライアントがリース会社と契約し、PCを借りることです。一方のレンタルは、一般的に、レンタル会社が所有している在庫のなかから短期間でPCを借りることを指します。ただし、レンタル会社によって契約内容には違いがあります。例えばDRSでは、年単位の長期での利用を前提としたPCレンタルを展開しており、他社にも提供したPCの再提供(中古品)ではなく、新品のPCを提供しています。

「PCを借りる」という点においてレンタルとリースでの違いはありませんが、両者は契約期間や中途解約の可否などの点で異なります。

レンタルとリースの違いとは

一般的なレンタルとリースにおける特徴の違いは以下のとおりです。

レンタルできる機種の違い

レンタルの場合は、基本的にレンタル会社の所有しているPCしか借りられません。また、短期間の契約が前提となっているケースが多く、長期間の契約を前提とするリースに比べ月額コストが比較的高くなる傾向にあります。

ただし、レンタルでは、PCのメンテナンスや故障時の代替機の用意・納品、返却後のデータ消去などのオプションサービスを付帯できます。

リースの場合は、クライアントの指定機種をクライアントの指定する業者からリース会社が購入し、クライアントはそれをリース会社から借り受けます。そのため、希望する機種を借りられるという特徴があります。

PCレンタルサービスを展開するDRSでは、一般的なレンタルとは違い、クライアントが希望する機種のレンタルが可能です。DRSもしくはクライアントが機種を選定し、調達を行うほか、調達したPCにスケジュールに応じてキッティング(事前設定)を行った後、指定の場所へ納品することも可能です。

DRSのレンタルでは、レンタルでありながら、希望する新品のPCを使用できるという高い利便性を備えています。

契約期間の違い

リースとレンタルでは、契約期間が大きく異なります。リース期間は、PCの法定耐用年数をもとに計算・設定するので、契約期間は法定耐用年数4年×70%=2.8年、よって適性リース期間は2年以上となっています。

リースの場合、購入する場合に比べ初期費用を抑えられますが、長期的なリース利用により支払い総額が大きくなる点に注意が必要です。

一方のレンタルにはこのようなしばりがなく、レンタル会社の規定に沿い自由に契約期間を設定できます。そのため、数日間だけ利用する短期レンタルから、数年間にわたって利用する長期レンタルまで幅広く設定が可能です。

DRSの展開するレンタルは長期レンタルであり、クライアントの希望に応じて1年以上の契約期間を設定できます。契約期間終了後は、月単位、もしくは年単位での延長が可能です。リースの場合は年単位でしか延長期間を設定できないため、レンタルはより柔軟に期間設定ができるといえます。

中途解約についての違い

レンタルの場合は、途中で解約すれば、その時点で契約が解消されます。レンタル会社によりますが、中途解約の際は使用した期間の料金を精算して契約終了になります。契約内容によっては別途、解約金が発生することもあります。

リースの場合は、原則として中途解約はできません。しかし、双方の合意のうえで解約する場合は、通常は違約金(規定損害金)として残期間分のリース料金を一括で支払う義務が生じます。

故障時の対応・保守・修理サービスの違い

リースの場合、故障・保守対応にかかる費用は、借り受けしているクライアントが負担する必要があります。

レンタルの場合、会社によっては別途サポート契約を結んでおくことにより、故障時の修理や代替機を提供するところもあります。DRSが提供するサービス「Assist Plus(アシストプラス)」では、修理・保守サービスが料金に含まれているため、故障の際には契約時に選択した予備機の手配、もしくは出張修理を受けることが可能です。

予備機の手配の際に、故障した機種と同様のキッティングをしたうえで納品されるオプションサービスもあり、予備機を直接ユーザーに送ることも可能です。そのため、PCの故障による業務停滞のリスクがほとんどないといえます。

リース、レンタル、購入のメリット・デメリット

リース、レンタル、購入それぞれのメリットとデメリットについて解説します。

レンタル、リース、購入の比較表

DRSのレンタル
(長期)
一般的な短期レンタル リース 購入
契約期間 1から5年で自由に設定可能 数日から数か月で自由に設定可能 法定耐用年数の70%
契約延長 可能(月単位・年単位) 可能(日単位・月単位) 可能(年単位)
所有権 レンタル会社 レンタル会社 リース会社 クライアント
中途解約 可能 可能 原則不可(規定損害金を支払って解約可能なところもある)
解約金 残レンタル料の85% レンタル会社によって異なる 残りのリース料
サービス付加 可能 可能 原則不可
キッティング オプションサービスで対応 オプションサービスで対応できる場合もある クライアントまたは納入業者が対応 クライアントまたは納入業者が対応
保守・修理 オプションサービスで対応 オプションサービスで対応できる場合もある クライアントまたは納入業者が対応 クライアントまたは納入業者が対応
データ消去 オプションサービスで対応 オプションサービスで対応できる場合もある クライアントが対応 クライアントが対応
物件処分 DRSが対応 レンタル会社が対応 クライアントが対応 クライアントが対応

DRSのPCレンタル

DRSのPCレンタルは、保有在庫からレンタルする一般的なレンタルとは違い、クライアントが希望するPCをメーカー・ベンダーから調達してレンタルできます。

キッティングや保守・修理サービスをオプションサービスとして付帯することも可能で、納品後は直ちにPCの使用を開始できる状態になっており、使用中に万が一の故障やトラブルが生じた際も代替機、修理の手配が行われるため、修理の手配に関する煩雑な作業負担を軽減できます。

契約期間終了時の返却は、指定場所まで返却いただくか、クライアントが梱包する必要のない有料での回収サービスも利用可能です。基本的にデータ消去は返却時にクライアントが行う必要がありますが、オプションとしてデータ消去および作業証明書の発行を行うことも可能です。

PCのレンタル、リースはDRSがおすすめ

PCのリースとレンタルにはそれぞれ違いがあり、特徴を理解したうえで自社に適したサービスを選ぶことが大切です。

DRSでは、法人向けの長期利用を想定したレンタルによりPCの調達から導入、運用、処分、IT資産管理に至るまでを総合的に支援するPCLCM(PCライフサイクルマネジメント)サービスや、PCレンタルに魅力的なサービスを加えてパッケージ化した「Assist Plus(アシストプラス)」を提供しています。

DRSは自社のキッティングセンターを保有しているため、クライアントごとの専用PC在庫をまとめてストックし、必要なタイミングで都度提供を行うという独自の運用を実現しています。ボリュームディスカウントによる低価格での安定調達も可能です。また、故障や障害時には専用窓口がサポートし、レンタル中の保守切れの心配もありません。スムーズで安定したPC運用をお求めのかたは、ぜひDRSのサービスをご検討ください。

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